「せっかくピラティスの予約をしたのに生理がきてしまった!」
「生理中にピラティスをしても大丈夫?」
そんな風に悩んでしまった経験はありませんか?
適度な運動は血行を促し、生理痛の緩和にもつながることがありますが、無理をすると体に負担がかかることも。
そこで今回は、生理中のピラティスについてご紹介します!
おすすめのナプキンや服装についてもご提案しますので、ピラティスに通われている女性の方は是非参考にしてみてくださいね♪
- ピラティスは生理中にやっても大丈夫なのか
- 生理中にピラティスをする際のおすすめのナプキン
- 生理中にピラティスをする場合の注意点
ピラティスは生理中にやっても大丈夫?

ピラティスを生理中にやってももれない?
生理中でも、月経過多だったり、痛み止めが手放せないほど生理痛が辛いという場合を除けば、ピラティスを行っても問題ありません。
基本的に、ピラティスはゆったりとした動きが中心のエクササイズなので、大きな負担をかけずに続けられます。
姿勢によっては経血漏れが気になることもありますが、不安な場合はインストラクターに相談し、安心して取り組めるメニューを提案してもらうのもおすすめです。
体調的には問題なく生理痛緩和の効果も
生理中の軽い運動は、血流を促し、生理痛の軽減やむくみがスッキリするといった効果も。
生理中の体調に合わせて、無理のない範囲でインストラクターに相談しながら取り組むと安心です。
ピラティス(生理中)のナプキンでおすすめは?

生理中にピラティスをする際は、ナプキンなどの生理用品の選び方が重要です。
おすすめの生理用品は以下の3つ。
- タンポンや月経カップ
- 吸水ショーツ
- 通気性の良いナプキン
ナプキンがズレや経血漏れが気になる方は、タンポンや月経カップがおすすめです。
タンポンや月経カップが経血をしっかりキャッチしてくれるので、動きの多いピラティスでも安心感があり、快適に動けます。
また、ナプキンなしで経血を吸収できる生理用吸水ショーツは、レギンスに響きにくく、見た目もスッキリするうえに、ピラティス中の動きを妨げることなく快適に過ごせます。
タンポンや月経カップが苦手な方でナプキンを使用したい場合は、通気性の良いオーガニックナプキンがおすすめです。
ピラティス中に汗をかいでも蒸れにくく、肌への負担を軽減できますよ。
ピラティス(生理中)の 服装で選ぶポイントは?

生理中にピラティスを行う際は、体を冷やさない・締めつけが少ないといった服装を選びましょう。
生理痛は冷えによって悪化しやすいため、足先やお腹をしっかり温められるように、レッグウォーマーや厚手の靴下、ハラマキを活用するのがおすすめ。
また、汗が冷えて体を冷やさないよう、こまめに拭くことも大切です。
いつものピラティスなら、体にフィットしたウェアが動きやすくておすすめですが、生理中は締めつけが強いと血流が悪くなってしまいます。
血行が悪くなってしまうと生理痛が悪化する可能性があるため、できるだけゆったりとしたウェアを選び、快適に過ごせるようにしましょう。
また、万が一のときに備えて、黒やネイビーなどの濃い色のボトムスを選ぶと安心ですよ。
生理中にピラティスをする場合のポイント

やめておいた方がよい場合
生理中でもピラティスはできますが、次のような場合はお休みすることをおすすめします。
- 医師から運動を控えるよう指示されている
- 出血量が多く、痛みが強い
- 腰や足が重く、動くのがつらい
月経過多などで婦人科に通っている場合は、医師に相談することがおすすめです。
また、医師が問題ないと判断しても、痛み止めを飲んでも生理痛が辛い、普通に座っているだけでもしんどいときは、無理せず休みましょう。
特に経血の量が多いといったわけではないけど、立っていても座っていても腰が痛い、足がだるくて動くのがつらいときは、体が「休みたい」とサインを出している状態なので、無理は禁物です。
どれくらいのエクササイズが良いのか
生理中にピラティスを行う場合は、以下のポイントを参考に、無理のない範囲で体を動かしましょう。
- 子宮周りを圧迫しない
- 無理のない負荷
- ストレッチを取り入れる
自分の体調と相談しながら、リラックスしながらできるエクササイズを選びましょう。
生理中は、うつ伏せでお腹を圧迫するポーズや過度に腹筋を使う動きは避け、体に負担をかけないようにしましょう。
また、普段より軽めの運動を意識し、疲れやすい日は短時間で終えるのもおすすめです。
血流を促し、生理痛やむくみの緩和にもつながるので、ストレッチを中心にするのも良いでしょう。
生理中の注意点
生理中にピラティスを行うことは可能ですが、強度には注意が必要です。
特に、ロールオーバーのように子宮が上にくる動きは避けた方がよいでしょう。
こうした動きは子宮に負担をかけ、生理痛を悪化させる可能性があります。
生理中のピラティスは、リフレッシュや血流を良くすることを目的に、1回5分〜15分程度の軽い運動が理想的。
普段、ダイエット目的でピラティスをしている方も、生理中は無理をせず、体を整えるためのエクササイズに切り替えるとよいでしょう。
生理中にピラティスをする場合の効果

生理痛の緩和
生理中にピラティスを行うと、血行が促進されて生理痛が和らぐことがあります。
また、ホルモンバランスの調整にも有効で、自律神経が整うことで辛い生理の症状が軽くなることもあります。
リフレッシュ効果
ピラティスには、気分をリフレッシュする効果もあります。
これは、運動をすることで「幸せホルモン」と呼ばれる、精神的な安定や幸福感をサポートする脳内物質のセロトニンが分泌されるためです。
生理中はホルモンバランスの乱れによって情緒が不安定になることがありますが、ピラティスはそのメンタル面のサポートにも効果的です。
自律神経が整う
生理中にピラティスを行うと、自律神経のバランスが整う効果もあります。
その理由はピラティスで重視される胸式呼吸にあり、胸式呼吸は、胸部を膨らませたりへこませたりしながら行う呼吸法で、主に胸筋を使います。
この呼吸法は、交感神経を刺激する作用があると言われているため、ピラティスを行うことで交感神経が活発になり、自律神経が整うのです。
血行促進
ピラティスはゆったりした動きが基本ですが、実は全身をしっかり使うエクササイズ。
そのため、レッスンを進めるうちに体が温かくなり、血流が良くなります。
実際、生理痛は血行が悪くなることで悪化することが多いため、ピラティスで血行が良くなると、痛みが軽減されることがあります。
生理中にホットヨガやピラティスをすると臭い?

生理中のニオイが気になる方もいるかもしれませんが、実際のところ、周りの人が生理のニオイに気づくことはほとんどありません。
万が一、経血が漏れてしまうとニオイが発生する可能性はありますが、大量に漏れない限り、気になるほどではないでしょう。
適切なナプキンや吸水ショーツを使用し、こまめに交換することで、安心してホットヨガやピラティスを楽しめます。
ピラティス 生理中について知恵袋などに投稿される質問4選
まとめ:生理中も体調にあわせて考えよう!
生理中にピラティスをする際のポイントについてご紹介しました!
無理なくピラティスを行うことで、血行を良くしたり、自律神経を整えて、生理痛が軽減することも。
ピラティスの穏やかな動きや呼吸法は、体調を整える助けになることが多いです。
しかし、生理中は思わぬ不調に悩まされることも多いため、生理痛が強い場合や体調が優れない時は、無理に運動せず、休息をとることをおすすめします。
自分の体の声を聞きながら、心地よい状態でピラティスを楽しんでくださいね!
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